シーズーの性格について説明します。
シーズーは活発で勇敢な一方で、静かで穏やかな性格をしています。
人に対して陽気にふるまい、遊んでもらったり、
また一緒に遊ぶことがとても大好きです。
また、ひざに乗せたり抱っこをしたりして可愛がることもでき、
初心者でも安心して飼育することができる犬種と言えます。
愛玩犬としても、また人生の伴侶犬としても飼育できるため、
室内飼いの犬種としてはとても理想的な犬種です。
人を愛し、人との接し方も上手です。
家族で飼う場合は子どもの良い遊び相手にもなるでしょう。
他の犬ともすぐに仲良くなるので、複数の飼育も可能です。
小柄な体格とは対照的に、体が丈夫でスタミナもあるので、
一緒レジャーを楽しむこともできます。
もの覚えも早い犬種ですので、
初めて犬を飼う方でもしつけのしやすい犬種と言えるでしょう。
その一方で、シーズーは頑固な性格でもあります。
甘やかして飼育していると、自分が家族のリーダーと勘違いする事態も生じ、
わがままで手に負えなくなってしまいます。
このような事態を避けるためにも、甘やかし過ぎるのではなくて
毅然とした態度で小さい頃から根気よくしつけをしていきましょう。
しつけの際には、家族内における犬の位置づけを
しっかりと教えていくようにするとよいでしょう。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
シーズーの外見について説明します。
もともとはチベット原産のラサ・アプソという寒冷地の犬種を祖先しているため、
シーズーの被毛は下毛が密集して生えており、毛量がとても多い犬種です。
日本で目にするシーズーは、毛色が茶色
または黒と白の2色になっている個体が多いのですが、
JKC(ジャパンケンネルクラブ)では
あらゆる色が正式な毛色として認められています。
ドッグショーなどでは、額と尾の部分が白い個体が望ましいとされています。
瞳の大きさと、鼻の周辺のあちこちに跳ねた毛がシーズーの特徴ともなっており、
これが菊の花のようにも見えることから、
クリサンセマム(菊)・ドッグとも呼ばれることがあります。
シーズーは2つのカット方法を選択することができる犬種です。
シーズーの特徴を最大限活かしたいのであれば、
体や四肢の毛を床につくくらいにまで伸ばしたロングコートがお勧めです。
犬種固有のゴージャスさや美しさを発揮できます。
最近では毛を短くカットしたスタイルも流行しています。
短くカットすればお手入れが楽になりますし、
ロングスタイルとはまた違った
シーズーの可愛らしさが引き立つことから人気のようです。
シーズーの体高は20〜30cm、体重は5〜8kg前後が標準的な体型となっています。
チワワよりは大きいですが、基本的には室内で飼育する犬種です。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
シーズーの歴史について説明します。
シーズーはもともと、チベットを原産とするラサ・アプソという犬種と、
古来から中国宮廷で重宝されていたペキニーズの混血として誕生した犬種です。
日本でも神聖視されている獅子は中国でも尊ばれていたのですが、
シーズーはその獅子を具現化した存在として、
中国では「獅子狗(シーズークヮ)」と呼ばれ、大切にされてきました。
そのため、庶民は飼育することを禁じられており、
皇帝や貴族階級の愛玩犬として、宮廷内で飼育されていました。
シーズーというと、毛がふさふさした独特の容姿をイメージしますよね。
当時の中国ではこのシーズーの外見を、頭はライオン、骨格はクマ、
足はラクダ、歩様は金魚、として評価されていたそうです。
また、シーズーに特徴的な顔全体に長い毛が生えている容姿も、
菊の花に例えられてとても重宝されていました。
そんなシーズーではありますが、
植民地時代の中国では多くの個体が殺されてしまったという歴史も持っています。
また、この時代のシーズーは、
先祖であるラサ・アプソと同一犬種として混同されていたそうです。
その後、鼻と足が短いものをシーズー、
鼻と足が長いものをラサ・アプソと区別する基準が広まり、
シーズーは単一犬種として順調に計画的な繁殖が行われていきます。
このような経緯で、私たちが現在知っている形のシーズーが誕生したのです。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
シーズーがかかりやすい病気について説明します。
シーズーは瞳が大きいことから、目に関する病気に比較的かかりやすい犬種です。
シーズーの目に関する病気としては、
乾燥性角膜炎と白内障の2つを挙げることができます。
乾燥性角膜炎は、角膜が中心から白濁してきたり、
目をしょぼしょぼさせるような症状を伴います。
これは、犬の目が人間でいうドライ・アイの状態になっていることが原因です。
ドライ・アイの状態が長く続くことで、
角膜の表面が乾燥し、炎症を引き起こしてしまうのです。
シーズーのように瞳が大きく、眼球が外に出ている面積が大きい犬種には
比較的よくみられる病気です。
治療法としては、目薬を点眼することで角膜を保護し、治していくことができます。
一方の白内障は、眼球内の水晶体が白く濁ってしまう病気です。
水晶体はレンズの働きをしていますから、
この病気にかかると視力が低下していきます。
シーズーの白内障には、おもに加齢が原因となっている場合と、
何らかの遺伝的要因がある場合の2つのケースが存在します。
シーズーが散歩中、ものにぶつかりやすくなったり、
急にジャンプができなくなるといった症状がみられたら、注意が必要です。
白内障は、軽症ならば点眼薬のみで治療できますが、
重症の場合は手術で視力を回復させることになります。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア